痩せたい。

先週、定期健康診断があった。体重を計ったら、思ったより増えてた。私はだいたい夏は食欲が減退して痩せ、暑さが収まってきたころから食べられることが嬉しくて過食気味になり、秋から冬にかけて体重は増加傾向になるのが常なのでいつもの通りなんだけど、でもそれにしても予想よりも太っていたから、ちょっとショックだったというわけ。

 

私の今の体重は、決して「デブ」とか「肥満」という訳じゃないし、普通に既製品の服も着られるし、問題ないといえば問題ないんだけど、でも、私は「太る」ということに対し、おそらく普通の人よりもすごく罪悪感が強い。学生時代は今よりだいぶ太っていて、それがすごくコンプレックスだったからかなぁ。とにかくちょっとでも太ったらかなり不快な気分になる。

 

そもそも、私の体重はここ数年でちょっとずつ増加する傾向にある。まぁ、年齢とともに代謝は落ちていくから、ある意味自然なんだけど、、体重増加の原因は、これまた当たり前だけど食生活にある。

 

ここ10年くらいの間で私が一番痩せていたのは、約5年前頃だと思う。その頃のことを思い出してみると、それなりに色々な理由があって痩せていたんだなぁ、と思ったので書いてみる。

 

  • 実家住まい

とにかく自分以外の誰かがいると、自分の食べたいものだけ食べたり、めんどくさいからといってお菓子を食べて食事がわりにしたり...と言うようなヘンテコな食生活を送り続けることはそうそうできないことが多いと思う。

そんなことをしたら、ほかの家族からクレームが来ることもあるし、お菓子を食べすぎてたら「また食べてんの?」とか言われることもあるし、とにかくデブにつながる食生活を監視される(されてなくてもされているような気になる)環境があるのだ。

逆に言うと、今は一人暮らしなので、例えばお菓子を買ったら(そもそも買わなきゃいいんだけど)1人で全部食べることになっちゃうし、好きな時に好きなだけ食べることも可能。しかも1人だと手持ち無沙汰になった時に、なんとなく何かを口に入れてしまったりもする。とにかく私にとっては太る要素満載なのだ。

 

  • 病気の母の菜食に付き合っていた

まだ実家に住んでいた頃、母は末期のがんを患っており、食事は基本的に菜食だった。外食しようにも、日本にはおいしいビーガンレストランがまだそんなに無いし、当然バターや卵をふんだんに使った普通のお菓子は食べられない。だから、家で少しでも食事を楽しめるように、私もネットでレシピを検索したり、料理本を買ったりして色々なビーガンメニューを作り、自分も一緒にそれを食べていたのだ。

私は昼食は基本的に職場の近くで何かを買って食べることが多かったから、完全なるビーガンだったわけではないけれど、むしろそうやってゆるく菜食生活をしていたことは、ストレスも少なくてよかったんだと思う。

 

  • 健康に対する意識が異様に高かった

重病人と同居していたおかげで、当時は少しでも体に良いことは無いか?少しでも病気が良くなる方法は無いか?と、常にアンテナを張り巡らせまくっていた。母本人の希望で、化学療法はせず、自然療法をメインにやっていくということにしていて、私はもともとそういう分野にすごく興味があったから、色々な健康法を見つけては、しょっちゅう自分で人体実験していた。(例:冷え取り靴下、アーユルヴェーダ、しょうが紅茶、ニンジンリンゴジュース等々)

反対に「〇〇は体に良くない」という情報を得れば、それを辞めてもいた。例えば白砂糖は体に良くないからなるべく取らないように~とか、添加物や質の悪い油を取らないように~とかそういうこと。

そういう生活をしていたので、スナック菓子とか、菓子パンとか、ファストフードとかは本当は大好物だけど体に良くないものは排除されていった。

 

  • 付き合い始めたばかりの大好きな彼氏がいた

これ、痩せてた一番大きな痩理由だと思う。この頃は、大変なこともあったけど、精神的にすごく幸せで、別に食べることで幸せ感じなくても大丈夫だった。それに脳内で恋愛で感じるときめきを感じる分野と満腹中枢って、すごく近いところにあるらしい。だから、恋愛してときめいていれば、満腹中枢も満たされているように脳が勘違いするらしいのだ。それだけでなく、単純に好きな男性とのスキンシップがあったり、裸体を晒す機会があれば、知らない間に体が反応して、女性らしくウエストがくびれた体型になってみたり、肌がすべすべになってみたりするもの。ほんと、あの頃はルンルンだったからな~。

 

とまぁ、こんな感じか。

 

今の私の周りの状況はいろんな意味で全く変わっている。実家を出て一人暮らしだし、母はもう亡くなったし、当時付き合っていた彼氏とは別れてしまった。あの頃に比べて、少なくなったストレスもあるけど、違うストレスが生まれたりもしていて、うまいことその辺をやり過ごしていかないとね、と思っている。そのためには、大事なのは柔軟性なのかな。今痩せたいからって、前と同じようにはできないわけだし、現状に合わせたダイエットを考えないと意味がない。当たり前だけど。

 

とりあえず、今でもできそうなのは朝ごはんをしょうが紅茶にすること。痩せてた頃は、朝ごはん食べずに、青汁としょうが紅茶だけだった。でも、いつからか朝のスタバやドトールに寄ることが癖になってしまって、そこでスコーンとかをつまむのも日常化しているのだ(太るに決まってるね)。あとは、家ではなんちゃってビーガンになること。肉類を食べるときは、鶏のささみとかむね肉にする。その代わりと言ってはなんだけど、お昼は好きなものを食べる。我慢しすぎるとストレスがたまるからね。

 

とりあえずこれを忠実に守れば、じわじわと痩せてくるでしょう・・・。体重計の電池買わなきゃな。

 

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そんなこと言っても、この前行ったハワイアンレストランはどれも美味しかったなぁ~♪